第9回例会、気持ちの晴れ上がる例会でした。
- いづみ
- 2020年6月28日
- 読了時間: 6分

6月20日(土)、第9回例会はオンラインで開催されました。関東のクラブから5名、岡山クラブから2名がゲスト初参加、そして1名の岡山大学学生さんが見学に来られ、合計19名の参加者でした。
【開会、ラウンドロビン】
会長の挨拶の後、本日のラウンドロビントピックは梅雨の中でも、気持ちがカラっと晴れ上がるような出来事を話していただきました。毎日の運動で健康を維持している方、職場で希望していたポジションに移動が決まった方、炭酸水を作れる器具があることを知り、早速購入してホームメイドャンペンを作りたいという方など、爽やかなお話を共有していただきました。
【今日の言葉】
Hさん「おざなり」
意味:何らかの対応をしているけど、それがいいかげんであること。間に合わせであること。「なおざり(放置、無視の意)」との違いに注意しましょう。
【即興スピーチ】
本日のトピックマスターは昨年末入会されたばかりのTさんです。6月にちなんだお題を用意してくださいました。シンプルなお題ながら2分話し続けるのは結構難しいなという印象を受けました。
1. 梅雨の時期の健康管理 (Tさん)
2. 歯 (Mさん)
3. 6月に咲く花 (Hさん)
4. クールビズ (Yさん)
5. 傘 (Mさん)
6. 時計 (Tさん)
【準備スピーチ】
1. Sさん「自分のコミュニケーションスタイル」
Pathways レベル2 ”自分のコミュニケーションスタイルを理解する”
コミュニケーションスタイルテストで「分析型」という結果が出たが、職場での発言、取り組み方を考えるとそのスタイルが良く出ていることに納得。しかし自分の興味、知識のない事には消極的であることに気づき、上司の助言も得て弱点克服に努めた。退職した今、これから多くの人とのコミュケーションを通じて自分のスタイルがどう進化するか楽しみ。
2. Yさん「検査を受けてください、もし...」
Pathways レベル1 ”リサーチとプレゼンテーション”
胃にピロリ菌が発見され胃カメラの検査を受けたのを契機に、胃がんとピロリ菌の関係、ピロリ菌の除菌について調査した。毎年日本人の13万人が胃がんを発症し、4万人以上が亡くなっている。胃がんの最大の原因はピロリ菌の持続感染。できるだけ若いうちにピロリ菌検査を受け、感染していれば除菌することが非常に重要である。皆さんも次の例会までにピロリ菌検査を受けてください!
3. Nさん「おばあさんの功績」
Pathways レベル3 ”ストーリーテリングを理解する”
最近孫を持つ友人が増えてきているのを見て羨ましく思う。孫が欲しい!この気持ちは人類だけに存在する「おばあさん」が人類の存続、繁栄に大きく役立ったという仮説と関係しているのかもしれない。おばあさんの功績を「桃太郎」のおばあさんにスポットライトを当てた続編をストーリーテリングすることで裏付けた。
4. Yさん「パスウェイズ-マーケッティングコミュニケーション」
Pathways レベル3 ”プレゼンテーションソフトウェアの使用」
多様化したユーザー(会員)のニーズに応えられるよう11個のコースを有するPathwaysが作られた。真のマーケッティングは顧客が何を求めているかを問うことである。各会員を満足させることでクラブは繁栄する。自分のpathの先のプロジェクトを覗いて、概要を確認し、全体像を設計することをお勧めする。Pathwaysを楽しんで欲しい。
【論評】
Sさん--Sさんの論評
大きな動作と小さな動作のバランスがとれていて、スピーチの内容を効果的に伝えることができた。いくつかの事を並列で述べる時は全部同じトーンで発するのが良い。
Uさん--Yさんの論評
自分の経験をベースにリサーチしたところが良かった。数字や時、場所、経緯などを具体的に話すことで聴衆を”ぴりっ”とさせた。既知の部分とリサーチの部分を明確にすると良い。
Kさん--Nさんの論評
描写が具体的であった。スピーチの目的がストーリーを含めて一貫していた。桃太郎のオリジナリティを出せばもっと楽しめる。最後のクラブの発展は省いても良かったのでは。
Oさん--Yさんの論評
落ち着いた声で重要な情報を伝た。スライドの構成、内容、表示の仕方も効果的に作成されていて解りやすかった。最後早口になってしまったところをゆっくりと話すと良い。
Iさん--Sさんの論評
マニュアルをしっかりと読み準備できていた。「私は~」という表現で自分が感じ取った点を伝えられた。スピーカーが深堀りした部分を言及しても良かった。
【総合論評】
■文法係の報告 Hさん
「おざなり」合計10回
印象に残った言葉遣い
暴露--”細菌・有害物質・暴風雨等にさらされる”という意味でも使われる。
心の訓練
愛ある論評
■総合論評 Hさん
アジェンダなど準備がよくできていた。「おざなり」を皆積極的に使うことができた。また使い方も正しかった。
準備スピーチの直後に論評を持ってくるのは論評者にはきつい。スピーカーにとって役立つ論評をするためにも準備時間を設けるようにしてはどうか。
即興スピーチ--マスターは安定感のある司会ぶり、テーマも6月ということで話しやすかった。スピーカーのスピーチ時間が短かった。2分までは頑張って話し続ける訓練をしてほしい。
Sさんの論評--細かいところまで良く観察し、専門的なアドバイスもできた。「重箱の隅」という表現はネガティブな印象なので使わない方が良い。
Uさんの論評--構成などを評価してスピーカーのモチベーションをあげた。間の入れ方を具体的に提案できた。スピーカーの勇気をもっと褒めても良かった。
Kさんの論評--元祖桃太郎スピーチをした論評者の視点が面白かった。「クラブ発展」への言及はもっと柔らかく言っても良かった。
Oさんの論評--プレゼンの各コンテンツを細かく褒めることができた。改善点もよく捉えていた。経験に基づいたPathwaysの利点、ユーアモアを入れ込む点にも言及しては。
Iさんの論評--スピーカーを安心させる表現を使っているところを評価できていた。
★★初参加者のコメント★★皆さまご参加ありがとうございました!
Iさん;関東、千葉では日本語スピーチは経験がない。日本語スピーチクラブはためになる例会でした。
Uさん;楽しかった。ためになりました。スピーチ、論評、総合論評の内容が新鮮で勉強になった。今後桃太郎クラブが発展していくと思います。
Yさん;参加させていただいてありがとうございます。スピーチの中で桃太郎が何度も出てきて桃太郎への思いを感じました。
Tさん;内容の質の高い例会でした。質の高い桃太郎クラブの例会は、これから参加してくださるゲストのニーズを満たしていけるものになると思います。新しいメンバー勧誘を頑張ってください。
Mさん;スピーチ、論評をお聞きして勉強になりました。人に話す、人の話しを聞く、ことで勉強なりました。一度では消化しきれないほどのたくさんの学びがありました。
Mさん;見学させていただきありがとうございます。実は参加する前は日本語スピーチを甘く見ていました。母国語で話すことが難しいとは感じていなかった。一方で、与えられた時間を使って話すことも難しいことが分かりました、また皆さんのスピーチでの話し方が上手で勉強になりました。日本語のスピーチが案外難しくて勉強になるんだと気づきを得てもらうため、桃太郎クラブに「とりあえず参加してみよう」という行動を起こしてもらうことが大事だと思いました。
【次回例会の案内】
5か月ぶりに会場で開催予定です。久しぶりのface to face。楽しみですね!
多くのご参加をお待ちしています。
7月18日(土)14:30-16:30
会場:県立図書館 サークル活動室
※マスクをご用意ください。
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