この日の例会は、トーストマスターズ初体験のゲスト2名、他のクラブからのゲスト2名をお迎えしました。
トーストマスターズでは、一つのクラブの会員になると他のクラブへゲストとして参加できます。様々な人たちと交流するのも楽しいですよ!
例会のウォーミングアップ、全員が短く同じ質問に答えていく「ラウンドロビン」から開始。「子供の頃、好きだった科目、苦手だった科目は?」みなさんの個性を垣間見ることが出来る、なかなか興味深いお題でした。
続いて、即興スピーチ。この日のお題は、「あなたはどんな邪気を祓いたいですか?」「どんな福を授かりたいですか?」「私ってマメだな~と思う事は?」「どんなコンテストに出てみたいですか?」「義理チョコ文化ってどう思いますか?」「注目しているオリンピック・パラリンピックの種目は?」
準備スピーチは2本。スピーチマニュアル「パスウェイズ」のパスを進めていきます。
1,OSさん プレゼンテーション熟達 レベル1 論評とフィードバック(2回目のスピーチ)
スピーチタイトル「共通点」
共通点がある人と仲良くなることが出来たというOさん。例えば、同じタイミング、同じ熱量で舞台が好きになったという共通点、同じジャンルの映画が好きだったという共通点。
学びの場でも似たような経験をされたというOさん。ある講座に参加した際に、「これは以前参加した別のワークショップの内容と似ている」と「共通点」を見つけたことで学びの内容がストンと頭に入って来たそうです。「共通点」に気付いたことで、自分自身がより良い方向に進むことができたのではないかというスピーチ。
このプロジェクトは、前回のスピーチで受け取ったフィードバックを、今回のスピーチにどう活かすかという目的を持ったスピーチ。
フィードバックを実践するプロジェクトがあるのも「パスウェイズ」の良いところですね。
2,UYさん 人を引き付けるユーモア レベル3 プレゼンテーションソフトウェアの使用
スピーチタイトル「ワインと神々」
このプロジェクトの目的は、スピーチを強化・補助する目的でスライドを作成し、使用するための基本的なプレゼンテーションソフトウェアの戦略を紹介、または見直しを行う事です。(「パスウェイズ」より抜粋)
スピーチ前半で、ギリシャ神話、ディオニソスの話を紹介。ワインを楽しむことは歴史、文化、そして自分との対話、まさに芸術。
キラキラ輝きながら動く銀河のスライドが、神秘的な時の流れを表現するのに効果的でした。また、神殿の画像も終始色合いが変化する映像を使用。神話の世界へ聴衆を誘うのに、視覚の面からも効果を発揮していました。
さらにワインの映像も、ワインが注がれるときのワインの真っ赤な液体が、滝のように流れる動画を使用したことで、臨場感を醸し出していました。これもスピーチの内容を強化する上で効果的にスライドが使用されている例だと思いました。
スライドをスピーチにどう絡ませるか、というプロジェクト。初めて視聴しましたが、効果的にスライドを使うスピーチには、様々な可能性が秘められていると感じました。
次回例会は、日本語スピーチコンテスト出場者のスピーチ練習会も兼ねています。トーストマスターズ日本支部では、年に1度、国際スピーチコンテスト(英語)と日本語スピーチコンテストが開催されています。
桃太郎トーストマスターズクラブは日本語クラブですが、日本語はもちろん、英語でも出場は可能です。(英語のクラブから、日本語スピーチコンテストへの出場も可能です)
コンテストは、運営する人、出場する人、そして観覧する人、この三者で成り立ちます。
どの「人」になっても学びがあるのがトーストマスターズの良いところ。
さて、あなたはどの「人」になりますか?
次回例会は、2/20㈫夜8時から、オンラインです。無料体験は3回まで。「コンタクト」からお申し込みをお待ちしています!
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